たまに使う耳栓のお話。
こんにちは。midoです。
得しているのか損しているのかわかりませんが、私は耳が良いです。良く言えば音に敏感、悪く言うと地獄耳というのかな。コソコソ話は大体聞こえてしまうし、救急車の音もめちゃくちゃ遠くからでも聞こえます。ゆえに、ガヤガヤするところは少し苦手です。
ちょっと騒がしいところに行くときは、混む時間を避けるようにはしていますが、そうもいかないときもある。それに好きなタイミングでちょっとカフェで休憩したいな、と思うこともあります。
そんなときに登場するのが耳栓。
耳栓のお世話になる場所
使う場所は9割が外出先のカフェです。周りの会話をほどよくシャットダウンしてくれて、助かっています。読書したり、ノートを書いたりする時に使いたいのでペンケースに入れています。ガヤガヤした場所でもゆっくり休憩ができるようになりました。
残りの1割はどこで使うかというと、家のリビング。うちは2人暮らしのアパート住まいです。夫は映画を見るのが大好きで、私の趣味とは違う映画を見ることも。私は銃声音や爆発音が聞こえる映画はビックリしてしまって好みではありませんが、夫はよく見ています。うちのアパートは、別室にいても普通に聞こえてきます。
夫は私の耳事情を理解していて、映画を見るときも音量を考慮してくれますが、私も彼の大事な趣味の時間は、めいっぱい楽しんでもらいたい。夫の1人暮らし時代からの宝物のホームシアター用のスピーカーもあります。
そこで、耳栓を登場させることにしました。今のところ同じ場所にいても上手い具合に音を遮ってくれています。
できればここでも使いたい!
できれば職場でも使いたいなぁ~って時あります。忙しい時や、トラブルがあった時のピリピリした声とか、電話音によく反応してしまう時とか。さすがに私の職場では耳栓はちょっと無理があるかな、と思いますが、使えるようになったらだいぶ精神的にも楽だろうなぁ~。皆さんも職場で耳栓使いたくなる時ありませんか??
以上、私の耳栓事情でした。私の周りではあまり使っている人がいないので、耳栓を愛用している人がどれぐらいいるのかちょっと興味あります。けっこういるのかな。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
私の耳栓ケース。ハリーポッターのドビーのシールを貼ってます。
今年の冬はこのニットで乗り切る。
こんにちは。midoです。
久しぶりにユニクロのカシミヤセーターを購入しました。以前は愛用していたのですが、お値段が張ることと、家で手洗いができなかったため、手放して以来は買っていませんでした。しかし、さすが「繊維の宝石」と呼ばれるカシミヤ。チクチクしないのはもちろんのこと、肌触りが最高です。
「せめて、家で洗えればなぁ~」と思っていたら、今年のユニクロのカシミヤはセーターによっては手洗いができるとのこと。オンラインストアで検索してみると、好みの色が見つかりました。
私の住んでいる地域の店舗には在庫がなかったので(例年に比べて今年はそんなにカシミヤを売り出していない印象が・・)、そのままオンラインストアで注文しました。
お値段は他のニットと比べると格段にお高いのですが、
・2日に1回のペースで着る予定
・肌触り(アトピーでニットを着たい場合、チクチクしないニット探しはとっても時間がかかります)
・家で洗える
・私の手持ちの服に合うのはやはりユニクロ
・トレンドに左右されない安心感
の5点で、購入を決定しました。
届いて早速着てみたら、安心の肌触りでホッとしました。今年だけといわず、お手入れして長く着続けたいと思っています。
お気に入りティーカップでお茶を楽しむ。
こんにちは。midoです。
今日はなんとなく外でせかせかしてしまったので、家では落ち着こうと、お気に入りのカップで紅茶をゆったり飲むことにしました。
ティーカップはWedgwoodのフェスティビティシリーズのアイボリーです。フェスティビティはWedgwoodの中ではリーズナブルに手に入るコレクションとされていますが、私にとっては初めてのティーカップ。昨年、けっこう勇気を出して購入しました。
その分、このカップでお茶を飲む時間は格別です。とてもゆっくり時間が流れている気がするし、おうちで喫茶店気分を味わうこともできる。購入して良かったなと思います。
紅茶の茶葉は、今日はキーマン(キーモン)にしました。世界三大紅茶の一つで、独特のスモーキーな香りが特徴です。割とすっきり飲めるので、私は好んでよく飲みます。
紅茶に限らずですが、私はお茶を淹れる時間も大好きです。その時間は悩みや他のことは忘れてお茶だけに集中する。茶葉を蒸らす時間もスマホを見たりせず、ゆっくり待つ。ポットからカップに注ぐ音に耳を傾ける。色を楽しむ。香りを楽しむ。五感をフルに使って淹れる、飲む。
お茶ってマインドフルネスも兼ねているのかも。
これから師走に向かってどんどん忙しさが増していくけれど、お茶の時間だけはゆったりとした気分で楽しもうと思っています。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
少しずつ前を向く。
こんにちは。midoです。
先日、身内に不幸があり、しばらくブログをお休みしていました。
とても大切な人とのお別れ。いきなりだったので、最初はなかなか実感がわかず。諸々が終わって、どっと喪失感や寂しさ、悲しさが押し寄せてきました。
この悲しさや苦しさは、しばらく抱えたままだと思います。今、無理して消化するものではないし、消化できない。でも、俯いたままでもいられない。
少しずつ少しずつ、顔を上げて前を向く。1日をかみしめて過ごす。これが残された私にできること。
故人は毎日の暮らしを楽しみ、きっちりと生きた人でした。私も故人に恥ずかしくないように生きたい。そう思い、昨日は部屋の掃除をしていました。少し、部屋の空気がシャキッとしたかな。
私には今日という1日が与えられた。今日も精一杯生きようと思います。
【アトピー肌の口紅探し】リップ難民から卒業できるか。
こんにちは。midoです。
アトピー肌の私。先日アトピーの大敵、乾燥について記事を書きました。
shintyohakurashi.hatenablog.com
あれから10日が経ち、肌荒れも落ち着いてきました。そうなると、少しずつメイクを楽しみたくなります。
幸い、ベースメイクは、自分の肌に合うものが見つかり、リピートし続けています。
しかし、リップ(口紅)だけは、私の肌に合うものが探せず・・。ずっといろんなブランドを使っていました。
いろいろなリップを使ってみると、どうやら私の肌にはツヤ系の成分は合わないということがわかってきました。あと、ティントなどに使われる染料が配合されたリップも荒れてしまうし、植物オイルがいろいろ配合されたリップも荒れる。なんとわがままな肌質なんだ(笑)
「なにもそこまでしてリップつけなくてもいいじゃない」と自分でも思うときがあります。今は、口元もマスクで隠れるし、尚更。
でも、リップを塗ると背筋が伸びるというか、気分が上がるというか、自分のやる気が違うのです。肌の調子が良いときは、やっぱりリップ塗りたい!
そこで、今度はマット系を探してみることにしました。できれば、そんなに塗り込まず、石けんで落ちるタイプが欲しい。いろいろなエキスは配合されなくてもいいから、少量でついて、唇への負担少ないものはないか・・・。あ、マスクに移るのもイヤだ。
そんな自分に合った条件のリップあるのだろうか・・?
ありました。石けんで落ちて、セミマットタイプ、そこまでいろいろなエキス入ってない(多少の植物オイルは入っている)、少量づけでも発色するリップが。
オンリーミネラルのミネラルエアリールージュというリップです。
念のため成分表もチェックし、これならいけるかも、と思いショップで買ってきました。
肝心の唇に合うかどうかですが、3日間毎日使って、今のところ荒れていません。
1回塗ってすぐピリピリきてしまうリップもあったので、それに比べると、合っている気がします。
色もとても好みで、このままいけばリップ難民から卒業できそうです。
一筋縄ではいかないアトピー肌のメイクですが、これからも無理せず、楽しんでいけたらと思います。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
【読書の秋】心に折り合いをつけてうまいことやる習慣
こんにちは。midoです。
今週のお題は「読書の秋」ということで、私の好きな1冊をご紹介します。
心がふっと軽くなる本です。
中村恒子 奥田弘美『心に折り合いをつけてうまいことやる習慣』すばる舎 2018年
本の紹介
中村恒子さんは89歳(出版当時)にして9時から17時のフルタイムで働かれている精神科の先生です。聞き書きをされたのは同じく精神科医の奥田弘美さん。
恒子先生からは温かく深い慈愛のこもった言葉が発せられます。そして恒子先生の生き方は自然で「日々たんたん」。
どこまでも自然な姿は「あぁ、こんな風に生きてもいいのか」「こんなふうに生きればいいのか」そんな気付きを与えてくれます。
どうしたら恒子先生のように日々たんたんと生きていくことができるのか?恒子先生の「うまいことやる」習慣とは?
読んでみての感想
「恒子先生の言葉は、頭ではなく、体にじんわりと染みていく。心も体も温かくなるなぁ。」これが読み終わった後に1番に感じたことでした。
この本には先生の半生も書かれていて、それはそれは波乱万丈な人生なのだけれど、先生の言葉には「とらわれ」や「執着」がありません。常に目の前のことに徹している。だから、「日々たんたん」と捉えられるのかもしれません。
しかし、「たんたんとしている」は一般的には冷たいイメージも伴います。恒子先生から冷たさを感じないのは、先生ご自身が精神科医として、妻として、母としてその時々に起こった出来事にしっかり向き合い、乗り越えてこられたからだと思います(先生は、苦労と捉えていないのかもしれません)。
本書では恒子先生の「仕事」「人間関係」「家庭との両立」など37の「うまいことやる」習慣が紹介されています。ぜひ、この読後の温かさを感じてほしいです。
心に残った言葉
やらないよりは、やるほうがマシかな?それくらいのモチベーションが、仕事を無理なく続けるコツやと思います。
(中略)
その中で、ふと嬉しいことや喜びがときどき味わえれば、それで十分やと思いますね。
好きでやりがいのある仕事を常にできるとは限りません。好きで続けていた仕事だって挫折してしまうことがある。この考え方は誰にでも当てはまるのかも。
自分で、納得していくことなんです。今大切にすべきことを中心にして、ぼちぼち行動していくことです。
(中略)
そんなに大げさに考えず、喜びがあれば素直に喜んで楽しんだらええし、やらなければいけないことができたならば「しゃあない」と割り切ってたんたんとやる。人生その繰り返しと違いますか?
普段の生活をもっと楽しむことができそうな言葉です。他人と比べて幸せかどうかより、自分の生活にフォーカスしたいな、と思いました。
一つ、私からのアドバイスは、立ち止まらないことです。
立ち止まってしまうことなく、日々の生活をたんたんとすること。
(中略)
「うまくいかないからがんばろう」やなくて、「うまくいかないけど、まあぼちぼちやりましょう」くらいの気概でええと思いますな。
(中略)
「なんでこんなにもうまくいかないんや?」と思い詰めたらしんどいですから、心を入れすぎないようにして、言われたことや目の前のすべきことを「ハイハイ」とやっていくだけ。
そうやってペースを変えずに粛々とやっていると、いつか慣れていきますし、気づけば谷を抜けていきます。
この文、私には本当に響きました。うまくいかないと、何もかも放り投げて立ち止まりたくなるんですよね~。たんたんとこなしていけば、谷も抜ける。いいお言葉。
本当はご紹介したい言葉、もっともっとあるんです。私の本、マーカーだらけです(笑)
恒子先生の言葉に元気をもらいながら、今日もぼちぼち頑張ります。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。