慎重派の暮らし

何事にも慎重なアラサーが日々を楽しむブログです

【好きな言葉】凹んだときは、ブータンのことわざ。

 こんばんは。midoです。

 

 今日はなかなかハードな1日でした。外でも家でも、いろんなことがうまくすすまない。こんな日によく思い出すブータンのことわざがあります(ブータンは「世界一幸せな国」として紹介されています)。

 それがこの言葉↓

 

 「ゆっくり歩けば、ロバでもラサまでいける」

 

ことわざの意味

 ラサは、中国のチベット自治区の区都です。チベットの政治的・宗教的中心地でもあります。ラサまで行くには厳しい峠をいくつも超える必要があり、馬で行くのも困難だったそう。ロバとなると、さらに困難を極めます。

 

 それでも歩くことをやめなければいつかはラサまでたどり着く。「物事がなかなかうまくいかなくても、続けてさえいれば、いつかゴールにたどり着く」という意味になります。

 

 出典:福永正明監修『世界一しあわせな国 ブータン人の幸福論』徳間書店 2012年

ブータン しあわせに生きるためのヒント

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 そもそもこの言葉を知ったのは、2016年に東京、上野の森美術館で開かれた展覧会がきっかけです。「ブータン しあわせに生きるためのヒント」という企画展でした。

 

 その中で、上記の他にもいろいろなことわざが紹介されていたのですが、自分の中で1番しっくり来たのがこのことわざ。ブータンのゆるやかに流れる時間を体現している気がします。

 

何回も元気をもらった言葉。結果が出ないときにおすすめ。

 

 私は慎重派でスローペース。結果が出るまでに時間がかかります。要領も悪いので、落ち込むことも多いです。

 

 そんなときに心の中でことわざを唱えます。「ゆっくり歩けば、ロバでもラサへ行けるんだ」と。

 すると、「焦らず、自分のペースでコツコツやっていけばいい」と心が上向きになります。

 

 実際、今日もこのブログを書いているうちに、気分が穏やかになってきました。

 言葉の力って大きいですね。自分の好きな言葉なら尚更。

 

 うまくいかなくて焦っている方、結果が出なくて苦しい方にお伝えしたい言葉です。

 

 気を取り直して、明日からも、またゆるりと頑張ろうと思います。

 

 今日もご覧いただき、ありがとうございました。